(3)実際の勉強の姿、そして最後に

 ポリクリの最中、僕らは勉強会(毎週月曜日、A棟111号室にて5時より)を続けています。前述した勉強を更に実践的にしたもので、メンバーで医師役 (SD: Simulated Doctor)と患者役 (SP: Sim ulated Patient) を設定して実際の臨床場面を作り出し、問診からカルテ作成、診断、検査オーダー、治療という流れの中で、「コミュニケーション技法」と「実践的な診断能力(鑑別診断)」を融合させた状態で学ぼうと努力しています。「コミュニケーション技法」の成果については、(2) でふれました。「実践的な診断能力」についても、一般的な症状(腹痛、下痢…)についての学習はだいたい終わってきており、復習も含めてさらに続けていく予定です。

 また、それとは別に、2・4・6回生が参加する合同勉強会(問題解決型の症例勉強会)を実施しています。学年に応じた学び(基礎医学から臨床医学まで)が可能であり、互いに教えあう楽しい雰囲気でやっています。学年は問いませんので、興味のある方は、ぜひ <E-mail: Keigo.Honda@m a4.seikyou.ne.jp(4回生 本田) E-mail: tesshu@mbox.kyoto-inet.or.jp(6回生 草場)> まで御連絡下さい。なお、飛び入り参加や見学(隔週木曜日、A棟111号室にて5時より)も大歓迎です。お待ちしています。もし、この文章を読んでみて問題解決型の勉強をしようと思い立ち、行動に移してくれる人がいたら、ありがとう!まさに僕らにとって、大きな大きな喜びです。自信を持って続けて下さい。 この文章を読んでも、「私にはちょっとなぁ…」と思った方、それでも結構です。必ずしもこの勉強法しかないわけではないのですから、自分にあったやり方で工夫して勉強して下さい。その精神的な起爆剤になってくれれば、この文章は十分に役割を果たしたと思います。一人一人の医師予備群(医学生)の意識の変革こそが、21世紀の新しい医療を切り開いていく大きなエネルギーになるはずです。だから、投げ出さずにきちんと地道に学んでいきたいものです。そして、お互い、理想の医者に少しでも近づくよう諦めずに頑張りましょうね!



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